震災後の時期につけこむ悪徳業者がいるようです。
管理会社や施工会社の名を騙り「耐震診断、修繕詐欺」といった建物の地震の被害を無料で診断しますと甘言で近づき、必要性のない修繕工事を契約させ、法外な金額を請求する詐欺があります。
また「区から頼まれて、建物の耐震強度の調査に来た」
と名乗り、名簿と地図を持って個別訪問している事例もあります。一般的に地方自治体が耐震強度の調査を外部に委託することはありません。
訪問してきた知らない業者や団体には充分気をつけましょう。不審な訪問などがありましたら、即答せずに、まず役所にお問い合わせ下さい。
耐震診断は勧められておこなうのでなく、お客様自身が耐震診断の必要性を感じたときに業者に依頼するものです。
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「耐震診断を無料で行います。」
などと無料を餌に訪問する業者や地方自治体の依頼などと言う業者がいます。
詐欺会社・悪質業者は、基本的に突然訪問してきます。まず、「あちらから近寄ってくるものには注意する」という意識を持つことも大切です。
不審に思ったら、「一旦退ける」「その場ですぐ飛びつかない」という基本スタンスを持ちましょう。
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「無料で点検を行います。」
「耐震診断を無料で行います。」
などといったものは悪い箇所をでっち上げ、高い工事を行う可能性があります。また、耐震診断は建築士の資格を持った人のみが許された業務(耐震診断士)です。
耐震無料診断については、公共の援助があっての話なのか、本当にサービスとして提供してくれているのか、しっかり見極めることが必要です。
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耐震診断の内容や工事の説明ができない訪問者にはご注意下さい。耐震診断士でなくても、自分の勤めている会社の業務のことは説明できて当然です。
OBATA耐震診断(小幡工務店)は、耐震診断士が説明にお伺います。耐震診断士は「一般耐震技術認定者証」というネームプレートを所持していますので、必ずご確認下さい。